ポイント解説
イギリスは権利の章典、アメリカは独立宣言、フランスは人権宣言です。現代の国民主権・民主主義、人権思想などにつながっている内容です。
1.イギリス:権利(の)章典
・1689年、名誉革命の翌年に出された
第1条
「国王の権限によって、議会の同意なく、法律を停止することができると主張することは、違法である。」
第4条
「国王大権と称して、議会の承認なく、国王の使用のために税金を課すことは、違法である。」
2.アメリカ:独立宣言
・1776年、独立戦争中に発表
「われわれは以下のことを真理であると信じる。すべての人は平等につくられ、神によって、生まれながらの権利をあたえられていること。その中には、生命、自由、幸福の追求がふくまれていること。」
3.フランス:人権宣言
・1789年、フランス革命中に発表
第1条
「人は生まれながらに自由で平等な権利を持つ。」
第3条
「主権の源は、もともと国民の中にある。」
※国民主権のこと
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