1.藤原氏の政治
・平安時代の中ごろから、藤原氏が政治の実権をにぎる
①皇室との関係
・藤原氏は娘を天皇のきさき(后)にする
→生まれた男子を次の天皇にする
②摂関政治
・藤原氏は、天皇が幼いときには摂政、天皇が成長してからは関白として、政治の実権をにぎった
※全盛期:藤原道長と、その子藤原頼通のとき
2.国風文化
・唐風の文化をふまえて、日本の風土や生活に合わせて生み出された文化
※摂関政治の時代に最も栄えた
①仮名文字(かな文字)
・漢字をもとに成立
→さまざまな文学作品が書かれた
②おもな文学作品
ⅰ.小説
・紫式部の「源氏物語」
ⅱ.随筆
・清少納言の「枕草子」
ⅲ.日記
・紀貫之の「土佐日記」
ⅳ.和歌集
・紀貫之らが編集した「古今和歌集」
③建築と信仰
ⅰ.寝殿造
・平安時代の貴族が住んだ住居の建築様式
ⅱ.浄土信仰
・念仏を唱えて阿弥陀如来にすがり、死後に極楽浄土に生まれ変わることを願う信仰
ⅲ.平等院鳳凰堂
・藤原頼通が宇治に建てた阿弥陀堂
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