1.大正デモクラシーの時代
①大正デモクラシーとは
・大正時代に高まった、民主主義・自由主義の風潮
※大正時代:1912~26年
②第一次護憲運動(憲政擁護運動)
・1913年、桂太郎内閣が50日余りで退陣する
③民本主義
・1916年、吉野作造が普通選挙と政党内閣の実現を主張
④第一次世界大戦
・1914~18年
・日本は大戦景気となる
・海運業・造船業が発展し、輸出が増大
⑤米騒動
・1918年に発生
・原因:シベリア出兵を見越した商人が米を買い占めたことで、米価が大きく値上がりしたため
⑥政党内閣の成立
・1918年、原敬内閣が成立
※初の本格的な政党内閣
⑦普通選挙法
・1925年、満25歳以上の(すべての)男子に選挙権を与えた
※加藤高明内閣のとき
※同時に治安維持法も制定
→社会主義運動の取りしまりを強化
⑧政党内閣の時代
・1924~32年
・加藤高明内閣から、犬養毅内閣が五・一五事件で倒れるまでの8年間
⑨さまざまな運動
ⅰ.女性運動
・青鞜社:平塚らいてうが結成
・新婦人協会:平塚らいてうが市川房枝らと結成
ⅱ.部落差別からの解放運動
・全国水平社:1922年結成
2.大衆文化と都市の発展
①ラジオ放送
・1925年放送開始
・情報伝達手段として広まる
②文化住宅
・都市の郊外などに建設
③大衆雑誌の発行
・多くの国民に読まれる
④関東大震災
・1923年9月1日に発生
→その後、東京や横浜は近代的な都市として復興
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