ざっくり歴史

江戸時代③(ざっくり穴うめ)

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空らんを正しくうめましょう。答えは1つ1つの見出しのすぐ下にあります。


1.新しい学問や思想

( 1 )とは、仏教や儒教が伝わる以前の、日本人特有の考え方などを明らかにしようとする学問で、「古事記伝」を書いた( 2 )によって大成された。

オランダ語を通じて西洋の技術や知識を学ぶ学問を( 3 )という。( 4 )はヨーロッパの人体解剖書を翻訳して18世紀後半に「( 5 )」を出版した。19世紀には( 6 )が西洋の測量術を学び、高度に正確な日本地図を作成した。

1の答え(タップで開きます)

国学
本居宣長
蘭学
杉田玄白
解体新書
伊能忠敬

 


2.( 7 )文化

( 7 )文化とは、19世紀前半に( 8 )を中心に栄えた、庶民を担い手とする文化である。

・絵画
美人画で( 9 )が多くの作品を残したほか、風景画では( 10 )の「富嶽三十六景」、( 11 )の「東海道五十三次」が有名である。

・文学、文芸
( 12 )が書いた「東海道中膝栗毛」が人気を集めた。俳諧では( 13 )らが活躍した。

俳諧と同じ5・7・5の形式で庶民の生活など風刺したのが( 14 )、5・7・5・7・7の和歌の形式が狂歌で、いずれも庶民の間で流行した。 

・教育
( 15 )は、各藩が武士の学校として人材育成のために設立した学校で、儒学などを教えた。
( 16 )は、各地の町や農村に設立された庶民のための教育機関で、生活に必要な読み・書き・そろばん(計算)などを教えた。 

2の答え(タップで開きます)

化政文化
江戸
喜多川歌麿
10 葛飾北斎
11 歌川広重(安藤広重)
12 十返舎一九
13 小林一茶
14 川柳
15 藩校
16 寺子屋

 


3.幕藩体制の動揺

・外国船の来航と幕府の対応
18世紀後半から、日本には貿易を求めて外国船が多く来航するようになった。この対応として、幕府は北方の調査に力を入れた。例えば、( 17 )( 18 )を探検して島であることを発見した。
1825年、幕府は鎖国政策を守るために、( 19 )を出し、日本に近づく外国船を追い払うことを命じた。 

・国内の動揺
1830年代に天保のききんが発生し、農村で( 20 )、都市で( 21 )が急増した。さらに、幕府のもと役人の( 22 )が反乱をおこした。この(22)の乱に幕府は衝撃を受けた

・農村の変化
特に19世紀以降の農村では、大商人が工場を建設し、農民をやとって工場で分業生産させる事例が増えた。このような生産体制を( 23 )という。

3の答え(タップで開きます)

17 間宮林蔵
18 樺太
19 異国船打払令(外国船打払令)
20 百姓一揆
21 打ちこわし
22 大塩平八郎
23 工場制手工業(マニュファクチュア)

 


4.( 24 )の改革

国内外の危機に対応するために実施された改革を( 24 )の改革といい、老中( 25 )によって進められた。
(25)は、物価の上昇をおさえるために、( 26 )の解散を強行した。

また、江戸・大阪周辺の農村を幕府領にする命令を出したが、大名や旗本の反対で中止となった。(24)の改革は2年余りで失敗に終わった。

4の答え(タップで開きます)

24 天保の改革
25 水野忠邦
26 株仲間の解散

 


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