解説チェック
空らんを正しくうめましょう。答えは1つ1つの見出しのすぐ下にあります。
1.幕政の安定
・5代将軍( 1 )の政治
5代将軍( 1 )は( 2 )を出した。これは犬などの動物を保護するという極端な動物愛護令で、人々は大いに迷惑した。
・儒学者( 3 )の政治
6・7代将軍の時期は、儒学者の( 3 )が正徳の治とよばれる政治を行った。(3)は日本から金・銀が海外へ流出するのを防ぐために、長崎での貿易額を制限するなどの政策を行った。
1の答え(タップで開きます)
1 徳川綱吉
2 生類憐みの令
3 新井白石
2.( 4 )文化
( 4 )文化は、17世紀後半、5代将軍(1)の時期を中心に、京都や大阪など上方とよばれる地域を中心に栄えた、( 5 )を担い手の中心とする文化である。
・連歌をもとに成立した俳諧の分野では、( 6 )が「奥の細道」という紀行文を完成させた。
・人形浄瑠璃では脚本家の( 7 )が活躍した。
・絵画では、町人の生活や文化をえがいた( 8 )が庶民に親しまれた。その代表的な作者である( 9 )は、「( 10 )」などの作品を残した。
・桃山文化で出雲の阿国が始めたかぶき踊りは、江戸時代になると( 11 )として発展し、庶民に親しまれた。
なお、(4)文化より前の17世紀前半には、( 12 )の描いた「( 13 )」などのすぐれた絵画もあった。
2の答え(タップで開きます)
4 元禄文化
5 町人
6 松尾芭蕉
7 近松門左衛門
8 浮世絵
9 菱川師宣
10 見返り美人(図)
11 歌舞伎
12 俵屋宗達
13 風神雷神図屏風
3.幕政の改革
・( 14 )の改革
1716年に8代将軍になった( 15 )は、約30年間にわたり、改革政治を進めた。これを( 14 )の改革という。
吉宗は財政難に対応するため、( 16 )を積極的に進め、年貢を増やそうとした。
また全国の大名に対しては、石高に応じて幕府に米を献上させることにした。期間限定で行われたこの政策を( 17 )の制という。
(15)はこれ以外にも、( 18 )を設置して庶民の意見を取り入れようとしたり、裁判の基準となる法律として( 19 )を制定したりした。
・老中( 20 )の政治
(15)の後、少し間をおいて18世紀後半に登場したのが老中の( 20 )であった。
(20)は財政難を解決するために、商人の力を利用した点に特色がある。商人が( 21 )を結成することを積極的に認め、営業税を納めさせることで、幕府財政を立て直そうとした。しかし、その一方でわいろが横行するなど政治が乱れ、(20)に対する批判も高まった。
さらに凶作によって天明のききんが発生し、農村で( 22 )、都市部で( 23 )が急増した。
・( 24 )の改革
(20)のすぐ後に登場したのが、老中( 25 )である。(25)による改革を( 24 )の改革といい、約6年間にわたって行われた。
(25)は、儒学のなかでも( 26 )を重視し、武士たちに積極的に学ばせた。
(25)の行った改革はきびしい内容だったので、人々の不満が高まり、やがて(25)は老中をやめさせられ、改革は6年余りで失敗に終わった。
3の答え(タップで開きます)
14 享保の改革
15 徳川吉宗
16 新田開発
17 上げ米の制
18 目安箱
19 公事方御定書
20 田沼意次
21 株仲間
22 百姓一揆
23 打ちこわし
24 寛政の改革
25 松平定信
26 朱子学
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