ポイント
飛鳥時代は、聖徳太子の政治に始まる時代です。その後、大化の改新という大きな政治改革が行われました。さらに、白村江の戦いや壬申の乱などの混乱をへて、大宝律令が制定されて律令国家の成立をむかえます。
飛鳥時代
・年代:592年~710年
1.聖徳太子(厩戸皇子)の政治
①冠位十二階の制度
・家柄にとらわれず、能力や功績のある人物に冠位を与え、役人にとりたてる制度
②十七条の憲法(憲法十七条)
・役人の心構えを示した
・仏教や儒教の考え方を取り入れている
・天皇中心の政治をめざす
③遣隋使
・607年、小野妹子らを隋に派遣
2.飛鳥文化
法隆寺
・聖徳太子が建立
※現存する世界最古の木造建築物
3.大化の改新
・645年、中大兄皇子・中臣鎌足らが蘇我氏をほろぼした
→政治改革を始めた(大化の改新)
4.中大兄皇子の政治
・663年、白村江の戦い:日本は唐・新羅の連合軍に敗れた
・その後、即位して天智天皇となった
5.壬申の乱
・この戦いに勝利した天武天皇が即位
6.律令国家の成立
・701年、大宝律令の制定
漢字の読み方(タップで開きます)
1.聖徳太子(厩戸皇子)の政治
・聖徳太子:しょうとくたいし
・厩戸皇子:うまやどのおうじ
・冠位十二階の制度:かんいじゅうにかいのせいど
・十七条の憲法(憲法十七条):じゅうしちじょうのけんぽう(けんぽうじゅうしちじょう)
・遣隋使:けんずいし
・小野妹子:おののいもこ
2.飛鳥文化
・法隆寺:ほうりゅうじ
3.大化の改新
・中大兄皇子:なかのおおえのおうじ
・中臣鎌足:なかとみのかまたり
・蘇我氏:そがし
4.中大兄皇子の政治
・白村江の戦い:はくすきのえのたたかい(はくそんこうのたたかい)
・新羅:しらぎ
・天智天皇:てんじてんのう
5.壬申の乱
・壬申の乱:じんしんのらん
・天武天皇:てんむてんのう
6.律令国家の成立
・大宝律令:たいほうりつりょう
※漢字ミス注意:「太宝」は×
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