1.鎌倉時代の産業
①農業
ⅰ.動物・道具の利用
・牛馬(牛や馬)の使用して土をたがやす
・鉄製農具を使用
ⅱ.肥料
・草や木を焼いた灰を肥料として使う
ⅲ.二毛作
・同じ農地で1年に2種類の作物を収穫すること
※米の裏作として麦を収穫
②商業
・定期市(市)の出現
→人が多く集まる寺社の門前や交通の要所などで定期的に開かれた
2.鎌倉文化
①建築
・東大寺南大門
→門の左右には金剛力士像が置かれている
②文学
ⅰ.「新古今和歌集」
・後鳥羽上皇の命令で、藤原定家らが編集
ⅱ.「平家物語」
・源平の争乱や、平氏の繁栄と没落をえがいた軍記物
・琵琶法師によって語り伝えられた
ⅲ.「方丈記」
・鴨長明が書いた随筆集
ⅳ.「徒然草」
・兼好法師(吉田兼好)が書いた随筆集
③鎌倉時代の新しい仏教
ⅰ.浄土宗
・法然が開いた
・「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えればだれもが救われると説いた
ⅱ.浄土真宗(一向宗)
・親鸞が開いた
・悪人こそ救われると説いた
ⅲ.時宗
・一遍が開いた
・踊念仏による布教が特徴
ⅳ.日蓮宗(法華宗)
・日蓮が開いた
・法華経の題目「南無妙法蓮華経」を唱えることを解いた
ⅴ.禅宗
・座禅を行う。宋から伝わる
ⅴ-1.臨済宗
・栄西が開いた禅宗
・幕府の保護を受けて発展する
ⅴ-2.曹洞宗
・道元が開いた禅宗
・ひたすら座禅を行う
必修歴史にもどる