必修地理

世界の宗教(必修解説)

1.三大宗教

キリスト教、イスラム教、仏教は世界の多くの国や地域で広く信仰されている宗教です。この3つの宗教を三大宗教とか世界宗教と言います。

キリスト教ヨーロッパ南北アメリカオセアニアなどで信仰されています。おもな経典は「聖書」です。

イスラム教西アジア・中央アジア北アフリカ東南アジアなどで信仰されています。おもな経典コーランで、イスラム教徒はコーランの教えに従って生活しています。例えば、1日5回、決まった時間にお祈りをすることや、ラマダーンと呼ばれる期間の断食、豚肉を食べない、を飲まないといった特徴があります。

仏教はインドで生まれ、日本をふくむ東アジア東南アジアに広まりました。経典は「経(きょう)です(一般に「お経」と呼ばれていますね)。

2.その他の宗教

三大宗教以外にも、特定の民族や地域と強く結びついて信仰されている宗教があります。

インドでは、人口の約80%がヒンドゥー教を信仰しています。そのため、信者の数は仏教よりも多く、キリスト教、イスラム教に次いで世界で3番目に多くなっています信者の数はキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教の順に多くなっています)。

ヒンドゥー教では牛を神の使いであると考えているため、牛肉を食べることはありません

イスラエルではユダヤ教を信仰する人が多くなっています。ユダヤ教はキリスト教のもととなった宗教でもあります。


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