気象観測（ざっくり）

・乾湿計で測る

ⅰ．気温
・乾球の示す温度が気温

ⅱ．湿度
・まず乾球と湿球の示す温度の差を読み取る(乾球の方が高い)
→湿度表から湿度を求める
※差が0℃のときは、湿度100%

例：乾球が24度、湿球が22度のとき
→差は2.0度なので、湿度は83%
(下の湿度表で確認しましょう）

・天気を表す記号

※空全体を10としたときの雲の割合を雲量という
→雲量が0～1が快晴、2～8が晴れ、9～10がくもり

↓おもな天気記号

・天気記号と風力記号を組み合わせて、観測地点の天気・風向・風力を示した記号

↓図：天気図記号の例
(天気：晴れ、風向：北東、風力：３)

ⅰ．風向
・風の吹いてくる方向
※上の天気図記号では、北東から観測地点に向かって吹いてきている

ⅱ．風力
・0～12の13段階。矢ばねの数で表す
・一番外側が少し長い
→風力6までは右側に書き、7～12は左側に書く

※風力0のときは書かない(天気記号だけ)

↓参考：矢ばねは右側から書く(時計回りに回転するイメージでおぼえる)
※天気は快晴、風力４

・まわりよりも気圧が高いところ
・中心にいくほど気圧が高い

・下降気流が発生し、雲ができにくい
→天気は快晴や晴れが多い

・まわりよりも気圧が低いところ
・中心にいくほど気圧が低い

・上昇気流が発生し、雲ができやすい
→天気はくもりや雨が多い

・気圧の等しい地点を結んだ線
・線の間隔がせまいところほど、風が強い

漢字の読み方(タップで開きます)

１．気象観測
・乾湿計：かんしつけい
・乾球：かんきゅう
・湿球：しっきゅう
・湿度：しつど
・示度：しど
・雲量：うんりょう
・風向：ふうこう
・風力：ふうりょく