1.地球の動き
①自転
・地球は地軸を中心に、1日に1回転している
※地軸…北極と南極を結ぶ軸
②公転
・地球は太陽のまわりを1年かけて1周している
※天球…観測者を中心に広がる球形の天井
(実際に存在するわけではなく、イメージ)
→夜空の星は天球にはりついて移動していると考えることができる
2.天体の1日の動き
①太陽の日周運動
・太陽が東の空からのぼり、南の空を通って西の空にしずむ1日の動き
※地球が自転しているために起こる、見かけ上の動き(太陽は動いていない)
・南中…太陽が真南を通過する瞬間
→太陽高度が1日で最も高くなる
・南中高度…太陽が南中した時の高度
②星の日周運動
※地球が自転しているために起こる、見かけ上の動き
ⅰ.南の空の星
・太陽と同様に、東の空からのぼり、南の空を通って西の空にしずむ
ⅱ.北の空の星
・北極星を中心に、反時計回りに動くように見える
3.天体の1年の動き
①年周運動
・天球上の天体(太陽や星)が1年かけて1回転しているように見える動き
※地球が公転しているために起こる、見かけ上の動き
・太陽は黄道上の星座の間を、西から東へ動くように見える
※昼は明るいので星座は見えない
※黄道…天球上の太陽の通り道
・同じ地点で同じ時刻に観測すると、星は1か月で約30°(1日で1°)東から西へ動いて見える
→季節によって見える星座が変わる
※1周360°÷12か月=30°
②季節の変化
・地軸がかたむいているため、季節が生じる
ⅰ.春分・秋分
・昼と夜の長さが同じ
・太陽は真東からのぼり、真西にしずむ
ⅱ.夏至
・昼の長さが年間でもっとも長い
・太陽の南中高度が年間でもっとも高くなる
※地軸が太陽に向いて傾いているため北半球では昼が長くなる(下図)
ⅲ.冬至
・昼の長さが年間でもっとも短い
・太陽の南中高度がもっとも低くなる
漢字の読み方(タップで開きます)
1.地球の動き
・地軸:ちじく
・天球:てんきゅう
2.天体の1日の動き
・南中高度:なんちゅうこうど
・北極星:ほっきょくせい
3.天体の1年の動き
・黄道:こうどう
・夏至:げし
・冬至:とうじ
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