1.天平文化の特徴
・聖武天皇の時代にもっとも栄えた奈良時代の文化
・仏教や唐の文化の影響を受けた、貴族を中心とする国際色豊かな仏教文化
2.遣唐使
・唐の文化や制度を学ぶために派遣
・唐からさまざまな文物を持ち帰った
3.奈良時代の仏教と社会
①聖武天皇の仏教政策
・聖武天皇と光明皇后は、都に東大寺と金銅の大仏、国ごとに国分寺と国分尼寺を建てた
・目的:仏教の力で国家を守るため。
②鑑真の来日
・唐の僧
・何度も遭難し失明しながらも来日
→奈良に唐招提寺を建立
③行基
・橋や用水路をつくりながら民間で布教
・はじめは弾圧されたが、のち大仏造立に協力
4.東大寺の正倉院
・校倉造の建物
・聖武天皇が使用した多くの宝物、美術工芸品が納められる
・西アジアやインドから唐にもたらされ、遣唐使が唐から日本に持ち帰ったものもあった
5.歴史書と歌集
①古事記と日本書紀
・歴史書。神話・伝承・記録などをもとにまとめた
※漢字注意:古事記、日本書紀
②風土記
・地理書
・地方の国ごとに自然・産物・伝承などを記した
③万葉集
・現存する日本最古の歌集
・奈良時代の末に大伴家持がまとめた
・天皇や貴族の歌のほか、防人の歌や農民の歌もおさめられている
漢字の読み方(タップで開きます)
・天平文化:てんぴょうぶんか
・聖武天皇:しょうむてんのう
・鑑真:がんじん
・遭難:そうなん
・唐招提寺:とうしょうだいじ
・光明皇后:こうみょうこうごう
・国分寺:こくぶんじ
・国分尼寺:こくぶんにじ
・行基:ぎょうき
・正倉院:しょうそういん
・校倉造:あぜくらづくり
・古事記:こじき
・日本書紀:にほんしょき
・風土記:ふどき
・万葉集:まんようしゅう
・大伴家持:おおとものやかもち
・防人の歌:さきもりのうた
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