解説チェック
空らんを正しくうめましょう。答えは1つ1つの見出しのすぐ下にあります。
1.深刻な不況
1929年10月、アメリカのニューヨーク市場で株価が暴落し、深刻な不況が世界へ広がった。これを( 1 )という。(1)への対応として、( 2 )は( 3 )を行った。これは、政府が大規模な公共事業を積極的におこし、失業者に職を与えるという政策であった。
一方、多くの植民地をもつ( 4 )・( 5 )は、( 6 )を実施した。これは本国と植民地との間の貿易を拡大して経済圏をつくり、外国に対しては高い関税をかけるという政策であった。
社会主義国の( 7 )は計画経済を実施していたため、(1)の影響を受けなかった。
1の答え(タップで開きます)
1 世界恐慌
2 アメリカ
3 ニューディール政策
4 イギリス
5 フランス
※4・5は順不同
6 ブロック経済
7 ソ連
2.軍部の台頭
1931年、関東軍は南満州鉄道の爆破事件を起こし、軍事行動を開始した。これを( 8 )という。さらに関東軍は満州を中国から切りはなし、( 9 )の建国を宣言した。
日本は当初、(9)の承認に消極的であった。そんななか、1932年に( 10 )首相が海軍の青年将校によって暗殺された。この事件を( 11 )という。これにより1924年から続いた政党内閣の時代も終わり、軍部が発言力を強めていった。1933年には国際連盟を脱退し、日本は国際的な孤立を深めていった。
1936年、今度は陸軍の青年将校が首相官邸や警視庁などをおそう( 12 )が起こった。この結果、軍部の政治的な発言力が拡大した。
2の答え(タップで開きます)
8 満州事変
9 満州国
10 犬養毅
11 五・一五事件
12 二・二六事件
3.戦時体制の強化と戦争
1937年、( 13 )が始まった。この戦争は長期戦となった。
・戦時体制の強化
1938年に( 14 )の制定、1940年に( 15 )の結成など、日本国民が戦争に協力させられる体制が強化された。食料不足に備えて、米の配給制もこのころ開始された。
・世界大戦
1939年、( 16 )がポーランドに侵攻すると、イギリス・フランスが(16)に宣戦布告した。こうして、( 17 )が始まった。
1940年、日本は(16)・( 18 )の2か国と( 19 )を結んだ。 1941年4月には、ソ連との間で( 20 )条約に調印した。
1941年12月、日本がハワイの( 21 )を攻撃し、( 22 )との戦争を始めた。この戦争を( 23 )という。このときの日本の首相は( 24 )であった。
・第二次世界大戦の終結
1943年に(18)が、1945年5月には(16)が降伏した。
1945年7月には、連合軍の(22)などが日本に降伏を要求する( 25 )を発表したが、日本は当初これを無視した。すると、アメリカは原子爆弾(原爆)を8月6日に広島、9日に長崎に投下した。さらに8月8日には、ソ連が日ソ中立条約を破って対日参戦した。ついに日本は(25)を受け入れ無条件降伏することを決定し、8月15日、昭和天皇がラジオ放送(玉音放送)を通して、国民に終戦を知らせた。こうして、多くの犠牲者を出した第二次世界大戦は終わった。
3の答え(タップで開きます)
13 日中戦争
14 国家総動員法
15 大政翼賛会
16 ドイツ
17 第二次世界大戦
18 イタリア
19 日独伊三国同盟
20 日ソ中立条約
21 真珠湾
22 アメリカ
23 太平洋戦争
24 東条英機
25 ポツダム宣言
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