1.藤原氏の政治
①摂関政治
・藤原氏が、天皇が幼いときには摂政として、天皇が成長してからは関白として、政治の実権をにぎって行われた政治
※関白…天皇を補佐する職
②藤原氏の権力強化
・藤原氏は、娘を天皇のきさき(后)にし、生まれた子を次の天皇にすることで、勢力を伸ばした
③藤原氏の全盛期
・11世紀前半~半ば、藤原道長とその子藤原頼通のとき
・藤原氏は朝廷の高い地位をほとんど独占し、広大な荘園を有し高い収入を得た
・藤原道長は、「この世をば わが世とぞ思う 望月の欠けたることも 無しと思えば」と詠んだ
※栄華をほこる気持ちがこめられている
2.地方の乱れ
・10世紀になると、地方の政治は国司に一任される
→自分勝手な国司が増加
→地方の政治の乱れ
※自分で守るしかないので武装→武士の出現へ
漢字の読み方(タップで開きます)
・摂関政治:せっかんせいじ
・摂政:せっしょう
・関白:かんぱく
・藤原道長:ふじわらのみちなが
・藤原頼通:ふじわらのよりみち
※頼道は×
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