しっかり歴史

享保の改革

ポイント解説

江戸時代の三大改革の1つめ、8代将軍徳川吉宗による享保の改革。約30年にわたる改革は一応の成功をおさめました。

享保の改革

8代将軍徳川吉宗による改革
※将軍在職1716~1745年の期間続いた

1.財政難への対応

①質素・倹約

・武士に命じる

上げ米の制

・石高1万石につき100石を大名に納めさせる
・そのかわり、大名が江戸にいる期間を1年から半年に短縮
※期間限定で実施

目安箱の設置

庶民の意見を聞くため

公事方御定書の制定

裁判の基準となる法律

⑤年貢率の引き上げ

・豊作・不作にかかわらず年貢率を固定

2.改革の成果

幕府の財政は一時的に立ち直った

※一方で、享保の飢饉により米の価格が急上昇
→江戸で初めて打ちこわしがおこった


漢字の読み方(タップで開きます)

・倹約:けんやく
・上げ米の制:あげまいのせい
・目安箱:めやすばこ
・庶民:しょみん
・公事方御定書:くじかたおさだめがき
・享保の飢饉:きょうほうのききん

 


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