しっかり歴史

源平の争乱と鎌倉幕府の成立

1.源平の争乱

①平氏政権への不満

・平氏は朝廷の政治を思うがままに動かす
→貴族・寺社、地方の武士らが不満を強める

②源氏の挙兵~源平の争乱

ⅰ.源氏の挙兵:1180年
・伊豆(静岡県)の源頼朝
・木曽(長野県)の源義仲

ⅱ.平清盛が死去
・1181年に亡くなる

ⅲ.源頼朝が東日本の支配権を認められる
・1183年、後白河法皇により認められる

ⅳ.壇ノ浦の戦い(山口県):1185年
源義経(源頼朝の弟)の活躍により、平氏が滅亡
※その後、源頼朝と源義経は対立

2.鎌倉幕府の成立

①守護・地頭の設置

1185年、設置
守護:国ごとに設置
地頭:荘園・公領に設置
※源頼朝が源義経をとらえることを口実に、朝廷に設置を認めさせた

②奥州藤原氏

平泉(岩手県)を根拠地として栄えた豪族
中尊寺金色堂などの建築が有名
・独自の文化を築き、栄える

・源頼朝にねらわれていた源義経をかくまう
・1189年、源頼朝によってほろぼされる

③征夷大将軍に任命

1192年、源頼朝征夷大将軍に任命される
鎌倉幕府が名実ともに成立
鎌倉時代:鎌倉に幕府が置かれていた時代


漢字の読み方(タップで開きます)

・木曽:きそ
・源義仲:みなもとのよしなか
・壇ノ浦の戦い:だんのうら
・源義経:みなもとのよしつね
・守護:しゅご
・地頭:じとう
・奥州藤原氏:おうしゅうふじわらし
・平泉:ひらいずみ
・中尊寺金色堂:ちゅうそんじこんじきどう

 


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