しっかり歴史

戦国大名と守護大名の違い

1.戦国大名の領国支配

①領国支配

ⅰ.城下町
・戦国大名の城を中心に、家来や商工業者を呼び集めてつくられた町

ⅱ.分国法
・戦国大名が領国を支配するために独自に定めた法
・家臣や武士、農民の行動を取りしまるため
けんか(喧嘩)両成敗などの規定があった

②領国を豊かにする政策

・農業:大規模な用水路の建設
・商工業:を廃止し自由な経済活動を認める
・鉱山の開発:石見銀山佐渡金山など

2.守護大名と戦国大名の違い

守護大名

・室町幕府の役職の1つ
・幕府の権威のもとで支配の正当性を保っていた

応仁の乱で室町幕府の権威が完全に没落
 →守護大名に従わない領国の武士や農民も出てきた

戦国大名

・幕府などの権威にたよらず独自に領国を支配
・実力で守護大名をたおし(下剋上)、領国の支配を勝ち取った者が多い
・もとの身分は守護大名の家臣や地方の有力な武士など

※守護大名から戦国大名になった大名もいた
 例:武田今川島津氏など


漢字の読み方(タップで開きます)

・分国法:ぶんこくほう
・石見銀山:いわみぎんざん

 


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