ざっくり地理

日本の諸地域③ 近畿地方(ざっくり解説)

1.近畿地方の自然・気候

近畿地方の南部には、けわしい紀伊山地がそびえています。

滋賀県には日本最大の湖である琵琶湖があります。プランクトンが大量発生して水質が悪くなる赤潮の発生といった問題もあり、水質改善の対策が進められています。

2.都市圏

大阪・神戸・京都を中心に、大阪大都市圏京阪神大都市圏が広がっています。

3.工業

近畿地方で大阪府・兵庫県を中心に、和歌山県などまで広がる工業地帯を阪神工業地帯といいます。戦前はせんい工業が中心でしたが、現在は、化学鉄鋼の割合が高めとなっています。

4.農業

都市周辺で野菜を生産する近郊農業が行われています。
京野菜(きょうやさい)の九条ねぎ、賀茂なすなどが有名です。

5.文化財

古都である京都奈良には、文化財が多くあります。伝統的工芸品としては、京都の京焼(清水焼)西陣織などがあります。このほか、多くの世界遺産(文化遺産)があり、多くの観光客が国内外から訪れています。

6.大阪府について

①人口

大阪府の人口は東京都神奈川県に次いで3位の多さです。

②面積

人口が多い一方で、面積は全国で2番目に小さいです。

③商業

江戸時代の大阪は天下の台所として栄えました。
現在も大阪には問屋街が形成されており、卸売の中心として栄えています。
大阪府は商品の販売額に占める卸売業の割合が高くなっています。


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