立法と行政の関係
1.議院内閣制
①特徴
・内閣が国会の信任にもとづいて成立し、国会に対して連帯して責任を負うしくみ
②選挙
1:国民の選挙により、国会議員が選ばれる
2:国会が国会議員の中から内閣総理大臣(首相)を指名する
※国会議員どうしで選挙を行う
③国会との関係
・内閣不信任決議が衆議院で可決された場合
→内閣は10日以内に衆議院を解散するか、総辞職しなければならない
④議院内閣制を採用している国
・日本、イギリスなど
⑤憲法の規定
・憲66条③
「内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負ふ。」
・憲69条
「内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、10日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。」
2.大統領制
①特徴
・大統領に強い権限が認められている
②選挙
・国民は、大統領と議会の議員をそれぞれ選挙する
③大統領制を採用している国
・アメリカなど
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