1.豊臣秀吉の政治
①太閤検地
・全国の田畑の面積や土地の良し悪しを調査
→予想される収穫量を石高で表した
※土地の所有権は検地帳に登録された農民のもの
②刀狩
・農民や寺社から武器を取り上げた
・目的:農民の一揆を防ぎ、耕作に専念させるため
※史料:刀狩令
「諸国の百姓が刀やわきざし、やり、鉄砲、その他の武器を持つことは、かたく禁止する。」
③兵農分離
・武士と農民の身分の区別が明確になること
・太閤検地と刀狩により、職業にもとづく身分が固定された
2.朝鮮侵略
・秀吉は明の征服をめざした
・朝鮮にも服従をせまるが拒否される
→2度にわたって朝鮮に出兵
①文禄の役
・1592年、1回目の出兵
・朝鮮の武将李舜臣が率いる水軍の抵抗にあう
※鉄板でおおわれた亀甲船など
②慶長の役
・1597年、2回目の出兵
・1598年、豊臣秀吉の死去にともない引きあげ
※有田焼
・朝鮮から連れてこられた陶工がつくった陶磁器
漢字の読み方(タップで開きます)
・太閤検地:たいこうけんち
・石高:こくだか
・刀狩:かたながり
・兵農分離:へいのうぶんり
・文禄の役:ぶんろくのえき
・李舜臣:りしゅんしん(イスンシン)
・亀甲船:きっこうせん
・慶長の役:けいちょうのえき
・有田焼:ありたやき
・陶工:とうこう
・陶磁器:とうじき
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