1.中国の状況
①隋の滅亡
・7世紀はじめにほろぶ
②唐
・隋の後、618年に中国を統一
2.日本国内の改革
①大化の改新
ⅰ.背景
・蘇我氏の独裁的な政治に対する不満
ⅱ.蘇我氏をほろぼす:645年
・中大兄皇子・中臣鎌足(のち藤原鎌足)らが、蘇我蝦夷・蘇我入鹿父子をたおす
→政治改革を始めた
②さまざまな改革
・都を飛鳥(奈良県)から難波宮(大阪府)に移す
・公地・公民制:豪族の私有地・私有民をやめ、すべての土地と人々を国家が直接支配する制度
・日本で初めて大化という年号が使われた
3.朝鮮半島からの撤退
①朝鮮半島の動き
・新羅が唐と結び、高句麗・百済をほろぼした
②白村江の戦い
・日本は百済を救援するために大軍を送った
→しかし、唐・新羅の連合軍に敗北(663年)
③朝鮮半島の統一
・676年、新羅は唐を追い出し、朝鮮半島を統一
④中大兄皇子の政治
ⅰ.唐・新羅への備え
・山城や水城を築く
・防人を九州北部に配置
ⅱ.戸籍の作成
・初めて全国的な戸籍を作成
→税や兵士を集めるため
ⅲ.都を移す
・大津宮(滋賀県)に都を移す
→天智天皇として即位
4.壬申の乱
①内容
・672年、天智天皇の死後におこった、皇位をめぐる争い
②結果
・大友皇子に勝利した天武天皇が即位
※実力で皇位を勝ち取ったため、天皇の地位が高まる
5.天武天皇の政治
①都を移す
・再び飛鳥に都を移した
②天皇中心の政治を進める
・律令、歴史書の編さんなど
③富本銭
・日本最初の銅銭をつくる
6.持統天皇の政治
①即位
・天武天皇の死後、皇后の持統天皇が即位
②藤原京
・694年、日本で最初の本格的な都(奈良県)
※このころ、日本という国号が定められた
漢字の読み方(タップで開きます)
・唐:とう
・中大兄皇子:なかのおおえのおうじ
・中臣鎌足:なかとみのかまたり
・藤原鎌足:ふじわらのかまたり
・蘇我蝦夷:そがのえみし
・蘇我入鹿:そがのいるか
・難波宮:なにわのみや
・公地・公民:こうちこうみん
・大化:たいか
・白村江の戦い:はくそんこうのたたかい、はくすきのえのたたかい
・山城:やまじろ
・水城:みずき
・防人:さきもり
・大津宮:おおつのみや
・天智天皇:てんじてんのう
・壬申の乱:じんしんのらん
・大友皇子:おおとものおうじ
・天武天皇:てんむてんのう
・律令:りつりょう
・富本銭:ふほんせん
・持統天皇:じとうてんのう
・藤原京:ふじわらきょう
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