新しい人権とは
・日本国憲法に明確な規定はない
・経済発展や社会の変化にともなって主張されるようになった
1.環境権
・良好な環境で生活することを求める権利
※背景:公害問題の発生
①日照権
・日当たりのよい環境で暮らす権利
2.知る権利
・国や地方公共団体に対し、情報の公開を求める権利
①情報公開法
・1999年制定
・行政機関が保有する情報の公開を請求できる
※個人情報は公開しない
3.プライバシーの権利
・個人の私生活に関する内容をみだりに公開されない権利
・近年は、個人情報を自分で管理する権利としても主張
・個人情報保護法:2003年制定
4.自己決定権
・自分自身で生き方を決める権利
①インフォームド・コンセント
・医師が治療方法を十分に説明し、患者が理解し同意したうえで医療行為を進めること
②臓器提供意思表示カード(ドナーカード)
・これも自己決定権の具体例の1つ
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