ポイント解説
日本の発電割合は火力発電がもっとも多くなっています。原発事故のあった東日本大震災以後はその割合がさらに高くなりました。再生可能エネルギーの開発が急がれていますが、発電割合は数パーセントと低いままです。
1.資源・エネルギー
①化石燃料
・石炭、石油、天然ガスなど
・大量消費により多くの二酸化炭素を排出し、地球温暖化をもたらした
②可採年数
・ある化石燃料が今後採掘できる年数のこと
・確認埋蔵量÷年間生産量(年間産出量)で計算される
2.日本の電力
・日本は火力発電がもっとも多い
・日本はエネルギー資源の大部分を輸入に依存
・原子力発電は、わずかな燃料で多くのエネルギーを供給でき、二酸化炭素をほとんど発生させない。しかし、放射性物質を扱うので事故が起きると被害が大きいほか、放射性廃棄物の最終処分場をどこにするかなどの課題もある。
※2011年の東日本大震災では原子力発電所の事故が起こり、深刻な被害が発生した
3.再生可能エネルギー(新エネルギー)
・太陽光発電、風力発電、バイオマス発電など
・環境への影響が少ないクリーンなエネルギー
・問題点:電力の供給が自然条件に左右されること、発電のコストが高いことなど
・日本での発電割合はまだまだ低い
しっかり公民にもどる